愛華みれ 闘病支えてくれた10歳年下男性と結婚

[ 2009年1月3日 06:00 ]

ブログで結婚することを発表した愛華みれ

 元宝塚歌劇団花組トップスターで女優の愛華みれ(44)が1日、自身のブログで結婚したことを発表した。お相手は都内で治療院を開業する10歳下の男性(34)で、昨年3月に悪性リンパ腫を発症した愛華をそばで支え続けていた。

 愛華は自身のブログ「愛華日記」で「突然ですが~2009年1月1日1時1分に、なんと、入籍しました。母の誕生日のこの日、寿になりました」と喜びを報告。関係者によると、相手は都内でスポーツの治療院を開いている34歳の男性。知人の紹介で知り合い、07年から交際を始めたという。挙式、披露宴はない。
 愛華は01年、宝塚歌劇団を退団し女優に転身。テレビや舞台を中心に活躍してきたが、昨年2月に体調不良を訴え、同3月に病院で精密検査を受けたところ悪性リンパ腫と判明。ミュージカル「SEMPO」を降板し治療に専念した。化学療法を受け順調に回復し、同8月にスポニチ創刊60周年記念公演「シンデレラtheミュージカル」(東京・新宿コマ劇場)で活動を再開。わずか5カ月での復帰は、夫となる男性の献身的なサポートのたまものだった。
 現在、愛華の病状は、治癒に近い「寛解」で、4カ月に1度検査を受けている。経過をファンに報告してきたブログでは「これからも~ご指導、ご支援を賜りますよう、心から、お願い致します」とつづり、今後も女優業を続ける意向だ。
 5月には、東京・天王洲の銀河劇場で舞台「きらめく星座」が控えており、闘病を乗り越え、人生の伴侶を得た愛華の活躍が期待される。

 ◆愛華 みれ(あいか・みれ)1964年(昭39)11月29日、鹿児島県生まれの44歳。85年宝塚歌劇団に入団して、花組に所属。99年「夜明けの序曲」でトップスターに。華やかな顔立ちと美しい立ち姿の正統派男役として活躍。01年退団して、その後は舞台、テレビなどで活躍。

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2009年1月3日のニュース