襲名の八代目柳橋「寄席を満員に」と決意

[ 2008年9月8日 06:00 ]

“まねき”名跡看板を手にした八代目春風亭柳橋

 柏枝改め八代目春風亭柳橋(52)の襲名披露パーティーが7日、東京・丸の内の東京会館で盛大に開かれた。六代目柳橋は1930年に柳家金語楼とともに落語芸術協会を興し、44年間会長の座に君臨した東京落語界の大看板。七代目はいぶし銀の魅力で活躍。新柳橋は「末は八代目柳橋の看板で寄席を満員にできる噺家(はなしか)になりたい」と決意表明、盛んな拍手を浴びた。

 披露興行は21日からの新宿・末広亭を皮切りに浅草演芸ホール、池袋演芸場、国立演芸場の順に10日間ずつ行われる。

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2008年9月8日のニュース