三善英史 仕事殺到の代償…“離婚の危機”

[ 2008年7月24日 06:00 ]

ゲイ&カツラのカミングアウトで離婚危機にあることを告白した三善英史(中央)は親交の深いお仲間たちとニッコリ

 バイセクシャル(両性愛者)とカツラをカミングアウトして話題になっている歌手、三善英史(53)が離婚危機に直面している。23日、都内で代表曲「雨」のセルフカバーシングル発表会を行い、自ら告白した。今年11月で結婚20周年を迎える目前になって「妻が口を利いてくれなくなった。時間の問題かも」と涙目だった。

 昨年6月にテレビ朝日の深夜番組「草野キッド」でバイセクシャルを告白したのに続き、アデランスのCMに出演してカツラであることも明らかにした三善。今度は「離婚危機」のカミングアウトだ!?
 東京・新宿歌舞伎町のオカマバー「ひげガール」。20年来の友人という圧倒的な存在感を放つ“お仲間”たちとともに「ゲイ能人・三善英史」と書かれたタスキを掛けて登場。デビュー曲「雨」を36年ぶりにセルフカバーしたことを発表し「若い人たちにも聴いて歌ってもらえたらすごく幸せ」とアピールした。
 テレビのバラエティー番組から出演オファーが相次ぐなど、カミングアウトによって陽気なキャラクターが定着した効果は絶大。しかしその一方で家庭は「離婚の危機。妻にはちゃんと言ったことなかったので、本当に危機ですよ」と真剣な表情で明かした。
 昨年にカミングアウト後も深夜番組が多かったため夫人に秘密を知られることはなかったが、今月6日にTBS「アッコにおまかせ!」に出演したことで発覚。「家帰って大変ですよ。口利いてくれなくて。あっウルウルしてきた」と涙目。今年11月で結婚20年のメモリアルイヤーだけに何とか修復したい様子。子供はなく「やらないとできないですからねえ…」とポツリと漏らした。
 とはいえ、明るい笑顔にすぐ戻り「カツラは60万円。(ハゲ具合は)全部です。ただCM契約中は外せないので、契約が切れた時にお見せしますよ」と約束。「どしゃぶりの雨でも大丈夫だし、ディズニーランドでもディズニーシーでもどんなアトラクションもOK!人生変わりますよ」と晴れやかな表情でアピールした。

 ◆三善 英史(みよし・えいじ)本名・田村照彦。1954年(昭29)9月2日、東京・渋谷の花街・円山町生まれの53歳。「女性に囲まれて育った」という。72年「雨」で歌手デビューして大ヒット。日本レコード大賞新人賞を受賞。73年から3年連続NHK紅白歌合戦に出場。NHK大河ドラマ「元禄太平記」に出演するなど俳優としても活躍。今年からアデランスのCMに出演中で契約は年内いっぱい。血液型B。

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2008年7月24日のニュース