少年隊23年目の見納め「プレゾン」開幕

[ 2008年7月7日 06:00 ]

 「少年隊」が6日、東京・青山劇場で、今年限りで“卒業”する主演ミュージカル「PLAYZONE(プレゾン) FINAL」の初日を迎えた。86年の初演から23年目。全員が40代となったが、激しいダンスやステップは健在。東山紀之(41)は高さ2~3メートルの台からのバク宙も見せた。

 過去の映像に少年隊が解説を加えたり、これまでの名シーンが再現されるなどファンにはたまらない演出が続々。一方で、少年隊からジャニーズの若手メンバーにバトンが手渡されるシーンもあるなど“バトンタッチ”を強く意識した内容となっている。
 公演前の会見で、錦織一清(43)は「今でもステージに立つと何者にも負けない気がするけど、過去の映像を見ると、若い頃の自分に嫉妬(しいと)する」。東山は「プレゾンは卒業ですが、少年隊は死ぬまで続く。永遠です」とし、植草克秀(41)は「寂しい気持ちもあるけど、今はいいものを見せることが先」とラストステージへの抱負を語った。
 プレゾンのタイトルは来年以降も残り、錦織や東山が演出を担当し、ジャニーズジュニアのメンバーが出演。少年隊は4年に1度のオリンピックイヤーに集まり、劇場や内容を変更して新たな公演を開くことが検討されている。

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2008年7月7日のニュース