モナ スキャンダル封印も左手薬指キラリ

[ 2008年6月10日 06:00 ]

キャスター復帰会見に臨んだ山本モナの左手薬指には指輪がキラリ

 タレントの山本モナ(32)がフジテレビの新情報番組「サキヨミ」(7月6日スタート、日曜後10・00)のキャスターを務めることになり9日、都内で会見を行った。06年10月に民主党・細野豪志衆院議員(36)との不倫騒動でTBS「NEWS23」を降板して以来、1年9カ月ぶりのキャスター復帰。「あのようなことはもうないと思います」とスキャンダル封印を約束した。

 倫理観も求められる情報番組のキャスターへの復帰。“同じ過ち”を繰り返さないかと心配する声に「あのようなことはもうないと思います」とキッパリ話した。
 それでも、左手薬指には指輪がキラリ。取材陣から贈り主を聞かれると「お守りです」と照れ笑いを浮かべた。昨年9月には、フィリピンの離島で大手ゲームソフト会社クリエーターとバカンスを楽しむ様子が報道されており、自身のネタで、芸能ニュースも盛り上げる可能性も十分ありそうだ。
 「NEWS23」を不倫騒動で降板した際には、キャスター復帰は絶望的とも思われた。しかし、バラエティー畑に“転身”すると、騒動をすすんでネタにするいじられキャラや奔放な発言が人気を呼び、再びチャンスをつかんだ。番組の塩田千尋プロデューサーは「さまざまな経験で大きくなったモナさんが新しいキャスター像をつくってくれると期待している」と話した。
 新番組は安藤優子キャスター(49)、滝川クリステル・アナ(30)らの司会で話題を呼んだ「新報道プレミアA」の後枠。1週間のニュースを振り返りながら、新たな1週間の情報を先読みすることをテーマに据える。
 モナは意気込みを聞かれ「NEWS23とは、全くの別番組。私以上でも私以下でもないものを出したい。この10年間、局アナ、キャスター、バラエティーでやってきたことを出すしかないと腹をくくってます」と抱負を語った。
 コンビを組むのは同局の伊藤利尋アナ(35)。「35歳の局アナと山本モナの新番組。フジテレビの報道はベテランがキャスターの座を譲らない中、いかに勇気ある決断か分かる」と話していた。
 ▼山本(やまもと)モナ 1976年(昭51)2月11日、広島県生まれ。98年、学習院大法学部を卒業後、朝日放送にアナウンサーとして入社。報道番組「ムーブ!」などを担当。報道記者も3年間経験。05年に同局を退社し、フリーアナとなった。現在は日テレ「おもいッきりイイ!!テレビ」などにレギュラー出演。血液型A。

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2008年6月10日のニュース