黒木メイサ「男装の麗人」初ドラマ化

[ 2008年5月13日 06:00 ]

 舞台や映画、ドラマでさまざまな役をこなしてきた若手女優、黒木メイサ(19)が今度は「男装の麗人」に挑戦する。テレビ朝日のドラマ「男装の麗人(仮)~川島芳子の生涯~」(年内放送予定)で、清朝の王女にして、軍服を来て日本軍と行動をともにしたスパイだったとされる川島芳子の生涯を初めてドラマ化。黒木が数奇な運命をたどる実在の人物を熱演する。

 川島芳子は清朝の王女として生まれながら、日本人の養子となり、清朝復興を目指して日本軍とともに満州国建国に奔走。男装での活動から「男装の麗人」として知られ、1948年にスパイ容疑で中国で銃殺された。
 ドラマでは、男装での日本軍での活躍の一方、女性としての美ぼうを生かして中国側から情報収集をしていたとの説もあり、女スパイとしての活動も描く。黒木は中国語と乗馬のレッスンを積み、4月中旬から開始された撮影に備えた。
 つかこうへい氏(60)の舞台で鍛えられ、05年の唐十郎氏(68)作の舞台「調教師」では水責めで全身びしょぬれの体当たり演技を見せた。最近では日本テレビ「1ポンドの福音」でのシスター役でコメディーに初挑戦。今回は女性の妖艶な芳子と男装のりりしい芳子を演じ分ける。
 川島芳子はテレビドラマでは03年、中国最後の皇帝の弟、溥傑(ふけつ)と日本人妻の浩(ひろ)を描いたテレビ朝日「流転の王妃・最後の皇弟」で江角マキコ(41)が演じるなどしてきたが、その生涯に焦点を当てて描いたのは初めて。
 内山聖子プロデューサー(43)は「閉そく感のある時代に国境を超えて活動した川島芳子を描きたいと思った」とし、黒木について「国境、性別を超えるノンボーダーの強さを感じた。多彩な顔を持つ黒木メイサの怪演を楽しみにしてほしい」と語った。
 黒木は「数々の女優さんが演じてきた歴史上の人物を演じるのは凄くプレッシャーであり、とてもやりがいのある役。皆さんにも川島芳子という、歴史に翻ろうされながら生きた1人の女性の人生に触れてほしいです」と意気込んでいる。
 黒木が演じるのは14~35歳で、幼少期は八木優希(7)、処刑までは真矢みき(44)が演じる。

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