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尚弥はアリを超える! 史上初年間4度の4団体防衛へ ピカソの勝利は「100%あり得ない」

[ 2025年12月26日 05:30 ]

世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ12回戦 ( 2025年12月27日    サウジアラビア・リヤド・ムハマド・アブド・アリーナ )

記者会見に臨んだ井上(左)とピカソ(撮影・島崎 忠彦)
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 世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が25日、サウジアラビアのリヤドで行われた公式会見に臨んだ。この日、対戦相手のWBC世界同級2位アラン・ピカソと初対面。統一王者が年間4度の防衛に成功すれば、1976年の元ヘビー級王者のムハマド・アリ(享年74)以来、49年ぶりの快挙となる。4団体王座としては史上初。モンスターが新たな“聖地”で金字塔を打ち立てていく。

 5人の“サムライ”が参戦する大型興行で大将を務める井上は、サングラス姿に白のスーツで会見に登場。右手を掲げて約200人の観客の声援に応えると「ここに集まっている日本人は非常に技術も気持ちも高い選手。自分を含め、勝って日本に帰りたい」とメキシコとの対抗戦での全勝を宣言した。

 自身初のサウジ決戦では新たな勲章を手にする。13年以来2度目となる年間4試合のラストマッチで、4度目の防衛に成功すれば、統一王者としては76年のアリ以来の快挙となる。歴代単独1位となる6度目の4団体王座防衛戦。初対面したピカソは会見前、壇上に置かれた米老舗専門誌「ザ・リング」認定ベルトを高々と掲げ、勝利を確信したかのような余裕の笑みを浮かべ「4つのベルトは国に持ち帰る。当日はサムライナイトではなく“アステカナイト”になる」と宣言した。それに対し井上は「このベルトがメキシコに帰るということは100%あり得ない」ときっぱり。会見後のフェースオフでは約40秒のにらみ合いを展開し、握手を交わすことなく、会場をあとにした。

 この日、ザ・リング誌が選定するパウンド・フォー・パウンド(PFP=全階級を通じての最強ランク)では3位から2位に浮上。「今後のキャリアをより加速させていく一戦。この試合の内容でPFP1位に返り咲くという気持ち」。唯一の4団体統一王者にとってピカソ戦は通過点でしかない。

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