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井上尚弥 ピカソ討ちへ死角なし 27日ゴング!サウジで公開練習 ロープ背負い接近戦想定

[ 2025年12月25日 05:30 ]

報道陣に囲まれる井上(撮影・島崎 忠彦)
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 自身の特大バナーが掲げられた会場の特設リングに、井上は黒のTシャツ姿でさっそうと登場。軽快にリングを回ると、高速ジャブに連打からの右アッパーを披露した。軽めだったが、「いいパフォーマンスを発揮できると思う」と話していた通り、約150人の観客の前で状態の良さをアピールした。

 サウジ決戦で迎え撃つ無敗のピカソは、身長1メートル73。スーパーバンタム級8戦目で最長身の相手だ。井上は前日のイベントで「体格差は日本でも対策を練ってきたし、そのボクシングを展開したい」と対策万全を強調。この日は、ピカソが得意とする接近戦を想定するかのようにロープを背負う場面もあった。先にリングに上がったピカソのミット打ちを通路から真剣な表情で見つめるなど、早くも戦闘モードだ。

 この日は取材対応はなかったが、リング横で視察した大橋会長は「あの身長とリーチで接近戦が強いので怖い部分はあるが、その分やりやすい」と井上有利を予想。ピカソが序盤から打ち合いに転じれば、早期決着もあり得ると分析した。

 井上にとっては13年以来、自身2度目となる年間4試合目。「調子が凄く良いので楽しみ」と大橋会長。25年ラストマッチでのKO締めを確信した様子だった。

 ≪ピカソは牙研ぐ「ガチ」3分公開≫対するピカソはグローブを装着してリングイン。陣営から「ビバメヒコ!」のコールを受けながら、シャドーの後のミット打ちではガードを固めながら強烈な左とワンツーを披露。最後にはシャドーを「おかわり」するなど約3分間のガチ練習を公開した。33戦無敗の挑戦者はメキシコの最難関大学UNAM(メキシコ国立自治大)の学生という一面も持ち、今年7月には亀田3兄弟のいとこの京之介に2―0判定勝ち。今回が世界挑戦。番狂わせへ静かに牙を研いでいる。

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