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中谷潤人 新相棒で自身最長の世界戦5連続KOだ 西田の新愛称“ブラックホール”には「吸収できるなら」

[ 2025年5月31日 13:30 ]

プロボクシングWBC&IBF世界バンタム級王座統一戦   WBC王者・中谷潤人(M.T)<12回戦>IBF王者・西田凌佑(六島) ( 2025年6月8日    東京・有明コロシアム )

公開練習でサンドバック打ちをする中谷(撮影・大城 有生希)
Photo By スポニチ

 WBC世界バンタム級王者の中谷潤人(27=M・T)が31日、IBF世界同級王者・西田凌佑(28=六島)との王座統一戦に向け、相模原市内の所属ジムで練習を公開した。シャドー、サンドバッグ打ちを1ラウンドずつ披露し「あとは試合まで感覚を研ぎ澄ませていくだけ」と8日後の決戦へ静かに闘志を燃やした。

 試合前恒例の米ロサンゼルス合宿では、約1カ月で過去最多となる約260ラウンドのスパーリングを消化するなど西田対策を重ねてきた。「いいチャンピオンで、個性あるファイトスタイル。ぶつかりあっていい試合を見せたい」と自信満々。「減量もあと3、4キロ」と充実ぶりを明かす。

 “新相棒”とともに自身過去最長となる世界戦5戦連続KO勝利を狙う。試合当日はアンバサダー契約を結ぶ、英国のボクシング・ライフスタイルブランド「BOXRAW」社製のリングシューズを着用することを明言。白を基調とし、黄緑色のラインが入ったデザインでイニシャルの「JN」の文字も刻まれている特注シューズだ。4月から試作品を試し、何度も要望を伝えようやく完成。「生地も硬いメッシュ素材。グリップが効くので地面をつかみやすい感覚はある」と同シューズを着用したこの日は、サンドバッグ打ちでも力強い音を響かせ「そういうアクション増やしていく。結果、その形に持っていければ」と5連続KOへ自信満々に話す。

 対戦する西田は海外から世界ランカー2人を招へいし、同じく中谷対策を進めてきた。「もちろん情報は入っている」としながらも「特に気にしていない」と自身の調整に集中する。中谷の愛称「ビッグバン」に対抗するため、高いディフェンス力を誇る西田には「ブラックホール」と新愛称が付けられたが「吸収できるならしてもらって…という感じですかね」と、どこ吹く風だ。

 世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)から、来年の東京ドーム決戦を呼びかけられてから挑む最初の試合。「必ず統一チャンピオンになって、さらに大きい未来を想像してもらえるようなファイトをしたい。ベルトが自分の手に渡るところをイメージして楽しみたい」。自身初の王座統一戦を楽しむ余裕さえ、今の中谷には備わっている。

 興行はPRIME VIDEOで独占ライブ配信される。

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