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天心 前戦でなかった追撃のパンチを披露 「空間と友達になった」独特表現で成長を実感

[ 2025年5月31日 05:00 ]

バンタム級10回戦   WBC1位 那須川天心(帝拳)《10回戦》WBA6位 ビクトル・サンティリャン(ドミニカ共和国) ( 2025年6月8日    有明コロシアム )

<那須川天心練習公開>練習する那須川天心(撮影・小海途 良幹)
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 WBC世界バンタム級1位の那須川天心が30日、世界前哨戦となるサンティリャン戦に向け都内の所属ジムで練習を公開。これまでの技巧派のイメージを払拭する、力強いスタイルを披露した。

 1階級上のスーパーバンタム級のメキシコ人選手とのスパーリングでは接近戦を仕掛けると、左アッパーからの強烈なワンツーをヒット。ロープを背負わせてからもワンツーや左右のフックで畳みかけた。打ち合いに挑みながらダウンを奪えなかった2月のモロニー戦では見られなかった追撃のパンチを何度も披露。「今までは相手軸でやってきたが、今は自分軸。空間と友達になって、空間を支配できるようになった」と独特の表現で“倒す”距離感を習得したことを強調。初の左構えの相手にも「むしろ得意な方」と自信満々だ。

 来年にも対戦が待たれる、同じキック出身のWBO王者・武居由樹は28日にダウンを3度奪う1回TKO勝ちで2度目の防衛に成功。「非常に強くなっている」と刺激を受けた。「心の準備や気持ち、体、全て整えてきた。前哨戦のプレッシャーは感じない」。進化を続ける神童が周囲を納得させる快勝で世界への道を切り開く。 (伊東 慶久)

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