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2団体統一王者・拳四朗と一問一答「まだまだ強くなれる」 京口へ「またどこかで」

[ 2022年11月1日 22:41 ]

プロボクシングWBC&WBA世界ライトフライ級王座統一戦 ( 2022年11月1日    さいたまスーパーアリーナ )

<WBC・WBA世界ライトフライ級王座統一戦、寺地・京口>試合を振り返る寺地(撮影・島崎忠彦)
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 WBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(30=BMB)がWBA同級スーパー王者・京口紘人(28=ワタナベ)を7回2分36秒、TKOで破り、2団体統一王者となった。今年3月に再び獲得したWBC王座の初防衛に成功するとともに、学生時代からしのぎを削り、プロでも同じ17年に世界王座を獲得した“ライバル”を退け、階級最強を証明した。今後はWBO王者との統一戦など夢の4団体王座統一へ突き進む。

 拳四朗との主な一問一答は以下の通り。

 ――試合を終えての感想は。
 「序盤はけっこう良い感じで攻めることができた。途中、ダメージ与えてからちょっと焦って倒しにいき過ぎた。“練習通りのタイミング外したワンツーでやればいけるよ”というアドバイスをいただいてから冷静になった。そこからは焦らずに練習通りの動きだった。タフだった」

 ――ジャブのコンタクトについて。
 「自信持って、ジャブしっかりついて下がらせることができた」

 ――熱狂の中で勝ち切ったことについて。これまでの勝利との違いは。
 「ベルトが増えるっていうのは、そこまで実感がガツンとなくて、まだふわふわした感じがあるけど、時間が経つにつれて実感がわいてくるのかなと思う」

 ――チャンピオン同士の試合を制した。
 「自信になるので、まだまだ強くなれるのかなと思う」

 ――全勝チャンピオンに黒星をつけた。京口へ掛ける言葉は。
 「僕も一度負けて、(そこから再び)自信を取り戻した。京口選手は強い選手なので、まだまだこれから伸びると思うし、本当に強かったので、またどこかで這い上がってきてほしい」

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