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浜田剛史氏 世界初挑戦の岩田はゴンサレスの弱点“ボディー”を狙えるかが鍵

[ 2022年10月31日 04:20 ]

WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ   王者 ジョナサン・ゴンサレス 12回戦 岩田翔吉 ( 2022年11月1日    さいたまスーパーアリーナ )

会見に臨む岩田翔吉(右)とジョナサン・ゴンサレス(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 ダブル世界戦の最終記者会見が30日、都内のホテルで開かれ、4選手が意気込みを語った。世界初挑戦の岩田翔吉は、アウトボクサーのWBOライトフライ級王者ゴンサレスを「つかまえて倒す」と宣言。プロ10戦目での戴冠を狙う岩田はどう戦うべきか、本紙評論家の浜田剛史氏(元WBC世界スーパーライト級王者)が展望した。

 アマ出身の岩田は基本こそしっかりしているが、パンチ力に自信がある分、すぐに大きい一発を打ちたがる傾向があった。いきなり右の一発や左アッパーから飛び込んで、左ジャブからの組み立てを省略しがちだった。

 打つタイミングが良いのでこれまでの試合では当たっていたが、寺地拳四朗とのスパーリングでは大振りをかわされ、逆に速いパンチを浴びた。ジャブで崩したり捨てパンチを使うなど、一発が当たらない場合の練習をして、身についてきたタイミングで世界戦を迎えたといえる。

 ゴンサレスはパワーはあまり感じられないが、足を使ってパンチを避け、手数も多い。下がりながらでも手を休めないので、ブロックされてもポイントになりやすい。岩田は一発狙いでパンチをためすぎ、手が出なくなるのが悪いパターン。下がる相手をスピードでロープに追い詰め、遠い距離からでも強引に打たないといけない。ゴンサレスは明らかにボディーが弱点なので、顔面ばかり狙わずに序盤からボディーを打ち、動きを鈍らせることが試合の鍵となる。

 サウスポーはボディーに対し、右フックをカウンターで狙ってくる。だが、倒しにいくボディーなら相打ちでもいい。世界を獲るにはそのくらいの覚悟が必要だ。(元WBC世界スーパーライト級王者、帝拳ジム代表)

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