那須川天心　世紀の武尊戦まであと10日「仕上がっています」　ファンが納得する内容に「KOして倒す」

「THE　MATCH　2022」会見で質問に答える那須川天心（撮影・久冨木　修）
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　RISE世界フェザー級王者・那須川天心（23＝TARGET/Cygames）が9日にABEMAで放送された「天心・武尊リモート生出演！THE　MATCH　2022　3大新情報解禁SP！」（後9・00）にリモート生出演。10日後に迫ったK―1史上初の3階級王者で現スーパー・フェザー級王者・武尊（SAGAMI―ONO　KREST）との一戦に向けて現在の心境を語った。

　10日後に迫った“世紀の一戦”。那須川は「何も考えることなくというか自分たちのチーム天心を信じてしっかり戦うだけかなと思います。やることはやったのであとは調整するだけですね」と話し、「仕上がりはいつもよりも仕上がっています。勝っても負けても僕の場合は最後なので全部を出してというか自分の命を懸けて挑んでる感じですね」と現在の心境について語った。

　最近は精神的に研ぎ澄まされていて言葉が出てこないことが多いということも明かした。

　番組に出演していた魔裟斗からスピード強化について聞かれると「フィジカルトレーニングはしてなくて、格闘技の動きというか今は動物的な意識で練習してます」と返答した。さらに魔裟斗からキックボクシング最後の試合に対してのプレッシャーについて聞かれると「試合になってみないとわからないんですけど、自分の23年生きてきた全てをぶつけるだけかなと思います。これを見てみんなが納得する内容にすることしか考えてないです。必ずKOして倒そうと思っています。皆さん期待していてください」と意気込んだ。

　メイウェザーから心の準備が大事と言われていたが「メンタル的なトレーニングもそうですけど自分を解放させるというか自分の中の色んなものを呼び覚ます心のトレーニングはしてます」と話した。

　お笑いコンビ「鬼越トマホーク」の坂井良多から当日はトリケラトプス拳を出すか聞かれると「その日の自分に決めてもらおうかなと思います」と回答した。

　最後に「本当に言うこともないので全部出し切るので、自分の人生最後の日を皆さん見届けてください」とファンへメッセージを送った。