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アマ13冠・堤駿斗「しっかり倒して勝ちたい」 米ラスベガス合宿でプロデビュー戦へ手応え

[ 2022年6月9日 13:57 ]

<堤駿斗会見>デビュー戦が決まった堤(撮影・島崎忠彦)
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 ボクシングの志成ジムは9日、東京都内のジムで会見し、WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(33=志成)のV5戦(713日、大田区総合体育館)のアンダーカードを発表。世界ユース選手権を日本人で初めて制したアマ13冠の堤駿斗(22=志成)はプロデビュー戦となるフェザー級8回戦でジョン・ジェミノ(30=フィリピン)と対戦することが決まった。

 プロデビュー戦が世界戦のアンダーカードに組み込まれた堤は「デビュー戦から、このような舞台で戦わせていただけることに感謝している。会場に来ていただいた方に良い試合をお見せできるように、しっかり準備したい」と意気込みを語った。

 先月中旬から約3週間、米ラスベガスに趣での合宿を敢行。ジムの先輩・井岡も師事するイスマエル・サラス・トレーナーから指導を受けた。合宿では五輪2連覇を果たしたロベイシ・ラミレス(キューバ)と4度、計21ラウンドのスパーリングも行った。アマチュアで活躍し、プロの道に進んだラミレスを参考にして「自分の目指す形が見えてきた」と大きな手応えを得た。

 対戦相手のジェミノは23勝(13KO)13敗1分け。フェザー級のフィリピン王者で東洋太平洋5位にランキングされる強豪だが、堤は「映像を見て勝てると思った。苦手じゃないタイプだと思って(試合を)受けました」と明かし、「経験が豊富で簡単な相手ではないことは分かっているけど、しっかり倒して勝ちたい」と意気込みを語った。

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