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敵地で統一戦の京口紘人が会見 3団体統一王者・尚弥の話題振られ「凄くいい刺激をもらった」

[ 2022年6月9日 07:24 ]

ボクシング・WBA世界ライトフライ級王座統一戦   スーパー王者・京口紘人―正規王者・エステバン・ベルムデス ( 2022年6月10日    メキシコ・グアダラハラ )

フェースオフでにらみ合う京口(左)とベルムデス(ワタナベジム提供)
Photo By 提供写真

 敵地メキシコで団体内王座統一戦に臨むWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人が8日、最終記者会見に出席した。前座から選手が次々と登壇し、女性司会者の質問に答えていく形式で、京口はいきなり、7日に日本人初の3団体統一王者となったWBAスーパー&WBC&IBF統一世界バンタム級王者・井上尚弥(29=大橋)の話題を振られ、「彼は同じ日本人で、同級生で、親交もある偉大なチャンピオンなので凄くいい刺激をもらいました」と答えた。

 また、無敗とタイトルを守ることのプレッシャーの比較について聞かれると「無敗に関してはそうでもないが、やはりタイトルを守るというのはプレッシャーではある」とコメント。ボクシング界における長年のメキシコとプエルトリコのような、日本とメキシコのライバル関係については「近年、日本とメキシコというのはあるので非常に楽しみ」と話した。

 会見後は初対面となった暫定王者ベルムデスと、お互いにWBAのチャンピオンベルトを肩にかけた「フェースオフ」で約10秒間、にらみあった。フェースオフが終わると京口から握手を申し出て、ベルムデスも快く応じた。地元メディアからも個別インタビューを受け、注目度の高さをうかがわせた。

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