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平本蓮 “世紀の一戦”天心VS武尊が“世紀の凡戦”になる可能性も?「蓋を開けたらつまらなかったと…」

[ 2022年6月9日 19:13 ]

平本蓮
Photo By スポニチ

 格闘家の平本蓮(23=Roufu sport)が9日に更新された格闘家の長谷川賢のYouTubeチャンネルにゲスト出演。6月19日の「THE MATCH 2022」(東京ドーム)でRISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)とK―1史上初の3階級王者で現スーパー・フェザー級王者・武尊(SAGAMI―ONO KREST)の“世紀の一戦”について展開含めて予想した。

 那須川の強みはジャブで空間を制することが出来るボクシング能力と鋭い蹴りだという。「天心の何が強いってジャブで空間を制することができるボクシング能力。リーチも長いので遠い距離感を維持することができる。そして三日月蹴りやハイキックみたいな鋭い蹴り。あとはクリンチしか出来なくなった時のヒザ蹴り。天心ってワンツーを打ってクリンチされることを想定して組まれる瞬間のヒザ蹴りが上手い。ちょっとしたズルさも天心の強み」と話した。

 武尊とは先日スパーリングをして尋常じゃない打たれ強さを感じたようだ。「俺は普段75キロぐらいで武尊は62キロと10キロ差があって、“これは倒れるかな”とまぁまぁ本気で殴ったんですけど武尊は耐えて打ち合ってきたんですよ。階級差も考えてすげぇなと思ったんですよ。階級下の選手と8オンスでスパーリングして初めて終わってから頭が痛くなった」と階級が上の平本もダメージを負うような攻撃力が武尊にはあると語った。

 試合展開についても「天心はKOが見えないというかボクシングをやらなきゃいいなと思いますね。ボクシング転向に力を入れ過ぎてスタイルがボクサーみたいになっている。蹴らないとパンチも見ちゃうというか天心の強みは速くて鋭い蹴りなのでガンガン蹴りまくった方がいい。この試合は天心が性格の悪く戦えばやっぱり天心が強いと思う。ちょっとでも色気という試合を盛り上げようみたいに思ったらダメだと思う。でも武尊って試合を盛り上げる空気にさせる試合をするんですよ」と話し、続けて「武尊も蹴りが上手いんですよね。あのインローでリズムを取ってパンチにつなげるのも上手い。でも天心と武尊はサウスポーとオーソドックスだから武尊はインローを蹴れないから外ローを蹴っていつも通り三日月蹴りと圧力をかけると思う」と持論を展開した。

 ここで“世紀の一戦”は“世紀の凡戦”になる可能性があると話し始めた。「実際、蓋を開けてみれば“つまらなかった”ってなるパターンはあるかなと思うんですよ。試合が決まって試合前日までが一番盛り上がるピークになる可能性があるんですよね。そうなるのはどの競技でも言えると思うんですけど強い選手って試合がつまらないと思うんですよ。だから天心が勝つならKOは無いと思うので絶対につまらない試合になる」と大胆に発言した。「天心はケタ違いのスピードもあるので3分3Rを捌き切ると思います。前回は親父と練習出来てなかったのも響いたと思う。今回は親父と組んで練習してる天心は強いと思う」と前回の試合よりも強い那須川が見れると話した。

 しかし武尊も奇跡を持っている男だという。「予想を裏切る行動をするのは武尊。勝つなら天心有利で進んだ中で3Rに一発KOじゃないですか。だから1Rと2Rはダウンは無いと思います」と武尊が勝つなら3RKO勝利と予想した。

 動画では他の試合についても展開予想などを語っている。

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2022年6月9日のニュース