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元K―1王者・武居由樹、4戦連続KO勝利!日本ランカーを一発で沈める

[ 2022年4月22日 20:11 ]

<スーパーバンタム級10回戦 武居由樹VS河村真吾>2R、河村(左)からTKO勝ちした武居は喜ぶ(撮影・島崎 忠彦)
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 プロボクシング興行「フェニックスバトル87」が22日、東京・後楽園ホールで行われ、元K―1王者の武居由樹(25=大橋)がセミファイナルのスーパーバンタム級10回戦で日本同級16位の河村真吾(31=堺春木)と対戦。プロ4戦目を2回1分22秒TKO勝利で飾った。

 サウスポー同士の対戦は立ち上がりから河村がプレスをかける展開となったが、武居は冷静に左ボディー、左右のフックなどをヒットさせる。2回、河村の右ジャブを顔面に受けながら強烈な右フック一発でダウンを奪うと、レフェリーはノーカウントで試合を止めた。

 昨年3月のボクシングデビュー戦から続いていた1回KOは3でストップしたが、これで4戦連続KO勝利。日本ランカーと初対決となる今回は大橋秀行会長から異例の「判定勝ち」指令が出されていたが、2ラウンドで試合を終えた。

 「1ラウンド目はいかないつもりでいて、判定でも、いろんな戦い方ができると思っていたけど、結局、2回にいってしまいました」

 元世界3階級制覇王者の八重樫東トレーナーに指導を受け、“キックボクシングのボクシング”から、“ボクシングのボクシング”に変える練習を続けてきた。日本同級4位の和気慎吾(FLARE山上)、同8位の水谷直人(KG大和)ら上位ランカーともスパーリングを行ってきたが、その成果を発揮するまでもなく圧勝。日本ランキング入りも確実視されるが、武居は「本当の戦いはここからだと思っている」と表情を引き締め、「次も最高の試合をお見せします」と力強く宣言した。

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