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魔裟斗 来年6月に決まった“世紀の一戦”那須川天心VS武尊を語る!勝負のキーは体重とラウンド数?

[ 2021年12月29日 05:30 ]

魔裟斗
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 元K―1世界王者でタレントの魔裟斗(42)が28日に自身のYoutubeチャンネルを更新。RISE世界フェザー級王者でキックボクシング45戦無敗の那須川天心(23=TARGET/Cygames)とKー1史上初の3階級王者で現スーパー・フェザー級王者である武尊(30=SAGAMI―ONO KREST)が22年6月に対戦することについて語った。

 ファン待望のドリームカードがいよいよ決定した。魔裟斗は「今年の年末にやるかどうかみたいな発表をみんな待ってたじゃないですか。年末では、煽る期間が短すぎるよなっていうのは思っていたんで、来年の6月であれば徐々に徐々に温めていって半年あれば最高の形に持っていけるんじゃないんですか」と試合までのプロモーションも含めてベスト日程だと話した。

 今回の試合は、契約体重が58キロで前日計量、大会当日は4キロ戻しの62キロ。1キャッチ1アタックありのキックボクシングルールで対戦する。1キャッチ1アタックについてはあまり気にしなくてもいいとも話し、重要なのはラウンド数と体重だという。前日計量で契約58キロについて「ギリギリだね」と話し始め、「武尊側、K―1側の俺の意見からすると55キロではやっちゃダメ。天心が一番動きなのは55キロだと思う。軽ければ軽いほど天心は速くなる。天心の試合を見ていて、55キロの試合は速いし、キレてるから一番強いんだよね」と語り、「昔、武尊は55キロでやってたけど今55キロでやったら骨格的に落とすことは出来ても身体にダメージあるよね。だから55キロだとベストなコンディションでは闘いづらいだろうなと思って、そこで58キロが武尊はギリだろうなって思うかな」とつづけた。

 まだ試合のラウンド数については公式に発表されていない。魔裟斗は「俺の意見とすればこの世紀の一戦に3Rマッチじゃ少ないでしょ」と最低でも5R以上の試合を希望した。「3Rであれば天心がものすごく有利。5R以上であれば武尊。ラウンド数は非常に重要だね」とラウンド数が勝負のキーになると説明した。「スピードでいえば天心の方が速いから3Rであればポイントアウトされる可能性が高いね。ただ長丁場になればなるほど武尊。俺は武尊のプレスは軽量級の中で世界一強いと思っているから、1R・2Rで掴まえられなくてもそこまでに天心の攻撃を被弾しないでプレッシャーかけていけば後半になったら武尊のペースになって絶対に掴まえられる。5R以上の勝負なら武尊は1~2Rは捨てて後半勝負だよね。天心は1~2Rでスピード勝負したいよね」と予想した。

 そして魔裟斗は最近の那須川の試合を見てボクシング転向に向けて長丁場の闘い方になっていると分析した。「だから天心も長いのになれてきているから長丁場の方が有利だよって思うかもね」と語った。

 武尊は半年の間にどれだけサウスポー対策をしてサウスポーとのスパーリングがどれだけできるかも試合に向けて重要だと話した。天心はこの1戦のためにキックボクシング卒業を延長したが魔裟斗は「勝つ自信があるから延ばしたんでしょ?記者会見で2人並んだ時の表情を見たら天心は自信満々の顔をしてたよね」と天心の表情からも自信が見えたと語った。逆に武尊は内に秘めた気持ちを持ったように見えたという。

 勝敗予想については「本当に難しい。どっち勝つんだろうね。それは分かんないよね。だから世紀の一戦なんだよね。無敗の天心と1敗しかしてない武尊。天心はボクシングに転向するから先を見てるじゃん。かける想いの強さは武尊の方が強いよね。だからって武尊は勝つとは言い切れない」と今の状況では予想できないと話した。

 動画ではこの大会のアンダーカードについても語っている。

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