【RIZIN.33】RENA　2年ぶりの大みそかで殴り合い上等「激しい試合になる」　サプライズも予告

RENA
Photo By スポニチ

　総合格闘技イベント「RIZIN.33」（31日、さいたまスーパーアリーナ）出場選手のオンラインインタビューが29日に行われ、2年ぶりの大みそか参戦となる女子格闘家のRENA（30＝SHOOT　BOXING／シーザージム）が意気込みを語った。

　約1年2カ月ぶりの試合となった11月の「RIZIN.32」では山本美憂との5年ぶりのリマッチを激闘の末に勝利。約1カ月という短いスパンで2年ぶりに大みそかのリングに参戦する。コンディションについては「1カ月前に試合をしたばかりしたばかりなので、その勢いのままというか2週間は休みましたけど、上手く切り替えも出来て良い状態だと思います」と体重調整も含めて問題がないと話した。久しぶりの大みそか参戦についても「昨年お休みさせていただいたので、その分も合わせて大暴れ出来たらいいなと思います」と語った。

　今回の対戦相手は前回対戦した山本美憂とチームメートであるパク・シウ（30＝KRAZY　BEE）。「日本にいる女子のMMA選手の中では珍しく打撃系のストライカーですね。タックルの対応も素晴らしいと思っています」と相手の印象を話し、さらに「ストライカー同士なので、殴り合い上等でもいいんですけど、MMAなので何が起こるかな？何をしようかな？と思っています」と笑顔を見せた。「殴り合いはするので皆さんのご期待には応えつつ、私らしいサプライズを用意していきたいなと思います」と予告した。

　前回の試合では右のまぶたを負傷したが傷口については「切れやすいとは思いますけど、当たらなければ問題ないと思うので心配はしてないです。当てさせないです」と話しながらも「ぶっちゃけ、当たってもいいかなと思います。殴り合い上等なので切れてもいいかなと思っています。生放送枠なので避けないといけない部分ですけど、私自身覚悟を持ってやっているので今回は激しい試合になると思います」と地上波生放送で激しい試合をすることを誓い、続けて試合順についても「複雑な部分を感じていますけど、選んでいただいたからには役割をしっかり果たさないといけないと思いますし、一生懸命頑張りたいと思います」と語った。

　来年は再びアメリカの格闘技団体「Bellator」も含めて世界に挑戦することを視野に入れるRENA。「前回の試合と比べて、バリエーションが広がった部分を見せられたいいと思います。前回以上のインパクトを残せるかというのは微妙ですけど、同じぐらいのインパクトを残して世界にアピール出来たらいいなと思います」と語った。

　RENAは出稽古先のBRAVEで大みそかにデビューするサッカーの元日本代表FW三浦知良（54＝横浜FC）の次男である三浦孝太(19＝BRAVE)の練習を見ている。「若いし、ポテンシャルが高い選手です。記者会見を見てても堂々と話すので凄いなと思います。それが出来るならリングでも全然動けると思うので、スター性を感じているので試合でも派手に暴れてくれるんじゃないかなと思います」と格闘技デビュー戦を迎える三浦へメッセージを送った。