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井上尚弥、村田諒太と“ビッグ3”5年ぶりに師走そろい踏み 井岡一翔「あまり意識してません」

[ 2021年11月25日 13:52 ]

<WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔次戦会見>アンカハスのビデオメッセージを見つめる井岡(撮影・西海健太郎)
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 プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(32=志成)が25日、東京都内で会見し、12月31日に東京・大田区総合体育館でIBF世界同級王者ジェルウィン・アンカハス(29=フィリピン)と王座決定戦を行うと発表した。

 12月は14日にWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(28=大橋)が2年1カ月ぶりの国内防衛戦でWBA8位、IBF5位のアラン・ディパエン(30=タイ)と対戦。そして29日にはWBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(35=帝拳)がIBF同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)と王座統一戦を行う。井岡が大みそかに試合を行うのは4年連続10度目で、世界戦に限っても9度目で、恒例となっているが、現在の日本ボクシング界の“ビッグ3”とも言える井上、村田、井岡の3人がそろって12月に試合を行うのは16年以来、5年ぶり3度目となる。

 16年12月は、井上がWBO世界スーパーフライ級王者、井岡がWBA世界フライ級王者だったが、村田は世界王座を獲得する前で、12月に3人そろって世界戦を行うのは今回が初めてだ。

 会見で同月に井上や村田の試合も行われることについて感想を問われた井岡は「自分のことで精一杯。(17年に1度引退を表明して)復帰してから自分には自分の表現の仕方があると思えるようになった。刺激になればと思うけど、あまり意識はしていません」と笑った。

 井上、村田の試合は地上波でのテレビ中継がなく、映像配信サービスによるライブ配信となるが、井岡の試合はTBS系列28局ネットで放送される予定だ。(時間は未定)

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