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尾川堅一「自分自身が興奮している」 公式会見に出席、統一戦にも意欲

[ 2021年11月25日 09:19 ]

会見に出席した尾川堅一(右)。左は対戦相手のアジンガ・フジレ、中央はマッチルーム社のエディー・ハーン代表(撮影・杉浦大介通信員)
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 プロボクシングIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦12回戦に臨む同級3位の尾川堅一(33=帝拳)が24日(日本時間25日)、米ニューヨークでの公式会見に臨んだ。尾川は27日(同28日)にマディソン・スクエア・ガーデンHuluシアターで同級2位アジンガ・フジレ(25=南アフリカ)と空位の王座をかけて対戦する。

 会見でMCを務めたマッチルーム社のエディー・ハーン氏から、WBC王者オスカル・バルデス(メキシコ)やWBO王者シャクール・スティーブンソン(米国)ら強豪ひしめく階級で大きなチャンスを得たことを問われると、「まずはタイトルを獲ってからですね。このタイトルは僕にとっても応援してくれる人にとってもすごく重要なので。獲って統一戦をやりたいですね」と、王座獲得後のビッグマッチにも意欲を示した。

 日本人がマディソン・スクエア・ガーデンで世界戦を行うのは19年1月の高橋竜平(横浜光)以来2人目。尾川は「試合を組んでくれたことに感謝していますし、自分自身が興奮しています」と笑顔を見せた。

 試合は統一ライト級王者テオフィモ・ロペス(アメリカ)―ジョージ・カンボソス(オーストラリア)のアンダーカードとして行われる。

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