ボクシング入江 幼なじみのガンバレルーヤまひると十数年ぶり再会 鳥取県のイベントで同席
ボクシングの東京五輪女子フェザー級金メダリストの入江聖奈(21=日体大)が19日、東京・六本木ヒルズで開かれた鳥取県のイベント「~蟹取県へウェルカニ!in六本木ヒルズ~とっとり“冬の味覚”物産展&レストランフェア」メディア発表会に出席し、幼なじみのお笑いコンビ・ガンバレルーヤのまひる(28)と“十数年ぶり”の再会を果たした。
入江は鳥取県米子市、まひるは大山町の出身で、母親同士が親友だったこともあり、幼少期から交流。入江がボクシングの基礎を築いた地元のシュガーナックルジムにまひるを紹介して一緒に練習したり、まひるの自宅にある野球漫画「MAJOR」を読むために「まあちゃんの家に行っていた」(入江)「聖奈が入り浸っていた」(まひる)こともあったという。ジムではまひるが中3、入江が小学生で、トレーナーが冗談交じりでまひるのセンスを褒めた際には、入江が母親に「聖奈も早く中学生になりたい!」と訴える場面も。まひるは「その負けず嫌いが今の強さにつながっているのかな」と分析した。
イベントに出席した鳥取県の平井伸治知事は県史上初の五輪金メダルを獲得し、県民栄誉賞と県スポーツ最高栄冠賞を“ダブル受賞”した入江を「大谷選手か入江選手か。MVPです」と絶賛。大学卒業後にカエル関連かゲーム関連の就職を希望する入江に「よろしければ、蟹取(鳥取)県はいくらでも仕事を用意します」と“Uターン就職”も勧めた。鳥取の魅力を聞かれた入江は「帰るたびに変わらない安心感がある。常に故郷がそこにある」と地元愛を強調。24日からは五輪後初の公式戦となる全日本選手権(東京・墨田区総合体育館)が控えるが、「しっかり追い込みもできているし、今日あたりから徐々に練習量を落としていこうかなと思う」と話した。
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