×

アジア3冠王者・吉野修一郎「勝つことしか考えない」 元世界王者の伊藤雅雪「ここが正念場」

[ 2021年11月19日 16:35 ]

フェースオフする吉野修一郎(左)と伊藤雅雪
Photo By スポニチ

 ボクシングの帝拳ジムは19日、東京都内のホテルで記者会見を開き、WBA&IBF世界ミドル級王座統一戦(12月29日、さいたまスーパーアリーナ)のサポーティングカードを発表した。東洋太平洋・WBOアジアパシフィック・日本ライト級王者・吉野修一郎(30=三迫)は元WBOスーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(30=横浜光)の挑戦を受ける。

 村田諒太(帝拳)VSゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)という日本ボクシング史に残るビッグマッチと同じ興行での対戦は世界挑戦に向けて絶好のアピールの場となるが、吉野は「勝つことしか考えない。この先のことは考えず、とりあえず勝って喜びます」と、この一戦に集中することを宣言。

 2018年7月に世界王座を獲得した伊藤は19年5月のV2戦で王座から陥落。「昨年はケガをして盲腸になって負けて…長いトンネルの中にいるようだった」と振り返り、「僕にとってはチャンスであり、ここが正念場。ここを逃す訳にはいかない。こういう舞台が用意されたことに運、縁を感じる。と勝って飛躍したい」と力を込めた。

 吉野はアジア3冠を保持しているが、今回は東洋太平洋とWBOアジアパシフィック王座の2冠戦となる。

続きを表示

2021年11月19日のニュース