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中谷潤人「自分のベストを更新したい」 米防衛戦に続き日本ボクシング史に残る大舞台でV2戦

[ 2021年11月19日 14:17 ]

会見に出席した(左から)吉野修一郎、中谷潤人、伊藤雅雪
Photo By スポニチ

 ボクシングの帝拳ジムは19日、東京都内のホテルで記者会見を開き、WBA&IBF世界ミドル級王座統一戦(12月29日、さいたまスーパーアリーナ)のサポーティングカードを発表した。WBO世界フライ級王者・中谷潤人(23=M.T)は2度目の防衛戦で同級9位クリスチャン・ゴンサレス(22=メキシコ)と対戦することが決まった。

 昨年11月に王座を獲得した中谷は今年9月、米アリゾナ州トゥーソンで指名挑戦者のアンヘル・アコスタ(プエルトリコ)に4回TKO勝ち、日本人史上初となる米国での初防衛に成功した。V2戦は、村田諒太(帝拳)VSゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)という日本ボクシング史に残るビッグマッチとダブル世界戦。中谷は「前回はアメリカ、今回は日本で歴史的な舞台でやらせてもらえるのはうれしい」と心境を語った。

 ゴンサレスは2017年5月に18歳でプロデビューし、ここまで15戦14勝(4KO)1敗。今年6月に2度の世界挑戦経験を持つサウル・フアレス(メキシコ)に判定勝ちしてWBO世界12位にランク入り。9月には元WBA世界ライトフライ級7位のケニー・カノ(ベネズエラ)に2回KO勝ちしている。KO率こそ高くないが、長身の右ボクサーファイターで、22戦全勝(17KO)の中谷と新鋭同士の対決となる。中谷は「長身をイメージして練習に励んでいる。自分のベストパフォーマンスを更新するような戦いをします」と意気込んだ。

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