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オカダ・カズチカ SANADAとの29分激闘制して5連勝!「また新日本を引っ張っていくリーダーに」

[ 2021年10月4日 21:59 ]

<新日本プロレスG1クライマックス>SANADAにドロップキックを見舞うオカダ
Photo By スポニチ

 新日本プロレスの「G1クライマックス31」第10日が4日、東京・後楽園ホールで行われBブロックの公式戦5試合が行われた。

 メイン(第5試合)はオカダ・カズチカがライバルのSANADAに激勝し、5戦全勝とした。

 過去は7勝1敗とオカダがリードも、2年前のG1では終了直前でSANADAに敗北を喫している。序盤はお互いが相手の出方を見ながら10分すぎからペースアップ。SANADAは右膝を痛めながらも「SKULL END」を繰り出し、オカダもタップ寸前にまで追い込まれる。固唾(かたず)をのむ展開が続き終盤へ。残り2分を切って、めまぐるしい攻防が繰り広げられるが最後に笑ったのはオカダ。最後は墓石式脳天くい打ち、レインメーカー(短距離式ラリアット)とつなげ29分超の熱戦に終止符を打った。

 岸田政権が第一歩を記したこの日、オカダもマイクを握っての「政見放送」で「日本にも新しいリーダーが出てきて、新日本プロレスにも新しく、引っ張っていく人が出てこないといけないんじゃないかと思います」と宣言。続けて「ただこのリングは投票なんてする必要がなく、実力さえあれば必ずまた新日本を引っ張っていくようなリーダーになれると思ってます」と絶叫した。

 ジェフ・コブと並び5戦全勝でBブロックを引っ張る。「G1・5試合目で勢いがついてきた。熱い声援を受けていい試合ができている」と充実した表情で話した。

 オカダとジェフ・コブが5連勝としたことで勝ち点2の後藤、YOSHI―HASHI、タマ・トンガ、チェース・オーエンズの優勝の可能性が、事実上消滅した。


 ◇Bブロック公式戦
○チェーズ・オーエンズ(2)(10分58秒 エビ固め)棚橋弘至(6)●
○EVIL(8)(13分47秒 片エビ固め)タマ・トンガ(2)●
○ジェフ・コブ(10)(15分15秒 片エビ固め)タイチ(4)●
○後藤洋央紀(2)(16分57秒 片エビ固め)YOSHI―HASHI(2)●
○オカダ・カズチカ(10)(29分14秒 片エビ固め)SANADA(4)●

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2021年10月4日のニュース