入江聖奈、銅メダル以上が確定!ボクシング女子で日本勢初快挙!

[ 2021年7月28日 17:30 ]

東京五輪第6日 ボクシング女子フェザー級準々決勝 ( 2021年7月28日    両国国技館 )

パンチを繰り出す入江(左)=ロイター

 20歳の入江聖奈(日体大)がマリアクラウディア・ネクタ(ルーマニア)に3-2で判定勝ちし、準決勝に進出した。ボクシング競技は3位決定戦が実施されないため、入江は失格しなければ銅メダル以上が確定した。ボクシングで日本選手のメダル獲得は史上6人目、12年ロンドン五輪から採用された女子では初めての快挙となる。

 3分3ラウンドで攻めのボクシングを貫いた。持ち前のアグレッシブさでジャブ、ストレートを繰り出し、1、2ラウンドを先取して優位に運んだ。

 入江は24日の1回戦で日本の女子選手として初めて五輪のリングに立ち、ヤミレト・ソロルサノ(エルサルバドル)に5―0で判定勝ちして歴史的1勝を飾ると、26日の2回戦でもフルド・ヒルミエプムーラヒ(チュニジア)を5―0の判定で下して8強入り。そして、準々決勝の勝利でメダルを確定させた。

 鳥取県米子市出身。母が漫画家の小山ゆうさんの作品が好きで、家にあった漫画「がんばれ元気」を読んで小2でボクシングを始めた。中1の時に20年五輪の東京開催が決定し、ボクシングでの出場が目標になった。中学までは全国中学駅伝にも出場するなど陸上・中距離の選手としても活躍したが、米子西高進学後はボクシングに専念した。

 高3で全日本女子選手権制覇。本来はジュニアの年齢でシニアの大会に出場して優勝したことで、東京五輪を「本気で意識した」という。コロナ禍で五輪が1年延期となり、モチベーションを低下したこともあったが、周囲の励ましに支えられ、期待を力に変えた。また、女子フライ級代表の並木月海(自衛隊)とともに「マイナー種目の女子ボクシングを盛り上げていきたい」の気持ちも強い。

 女子ボクシング日本代表の愛称は「ブルーローズ・ジャパン」。長年、開発不可能と言われていたブルー・ローズには「夢はかなう」という花言葉があることが命名の由来となっている。メダル獲得は快挙だが、入江のゴールはもっと先にある。準決勝以降も金メダル獲得に向けて突き進む。

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