京口「みんなのサポートが、この瞬間につながった」　ワタナベジム全力後押し！コロナ対策も万全　

WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦   ○スーパー王者・京口紘人　TKO5回1分32秒　同級10位アクセル・アラゴン・ベガ● （ 2021年3月13日    米テキサス州ダラス ）

渡辺均会長
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　ワタナベジムの渡辺均会長は都内の自宅でネット観戦。「内容はともかく、無事に試合ができて良かった」と安どした。苦い教訓から感染予防には細心の注意を払った。1カ月前から京口の移動は深町信治マネジャーが車で送迎。ジムワークも専用時間を設けた。

　米国へは深町、山元浩嗣の両マネジャーと3人のトレーナー、そして同期の日本ミニマム級王者の谷口将隆を同行させた。京口は米滞在中、外食はもちろん宿泊ホテル内レストランも利用せず、部屋食を徹底。ダラス日本人会が用意してくれた食材を深町マネジャーが料理したものを食べた。また、バスタブが部屋になかったため、現地で奔走して半身浴用としてプラスチック製の大型衣装ケースを入手し、減量に役立てた。

　京口は「日本で応援してくれた人たちの思い、そして陣営のみんなのサポートが、この瞬間につながったと思う」と感謝した。