マービン・ハグラー氏、66歳で死去 統一世界ミドル級王者12度防衛
プロボクシングの元3団体統一世界ミドル級王者で「マーベラス(驚異的)」と呼ばれたマービン・ハグラー氏(米国)が米ニューハンプシャー州の自宅で死去した。66歳だった。ケイ夫人が13日に発表した。死因は非公表だが、息子ジェームズ氏は米メディアに「息が苦しくなり胸の痛みを訴えて病院に運ばれた」と明かした。
73年プロデビュー。パワー、テクニック、精神力の全てを兼ね備えた左ボクサーファイターで「ミスター・パーフェクト」と称される一方、タイトルに恵まれなかった頃は「無冠の帝王」とも呼ばれた。80年9月に英国でWBA・WBC統一世界ミドル級王座を獲得すると、その後はIBF王座獲得を含む12連続防衛に成功。トーマス・ハーンズ、シュガー・レイ・レナード(以上米国)、ロベルト・デュラン(パナマ)の4人で80年代にミドル級黄金時代を築いた。
V8戦でデュランに判定勝ちし、「ザ・ファイト」と呼ばれた85年4月のV11戦はハーンズに3回KO勝ち。87年4月、レナードに微妙な判定負けを喫して引退した。67戦62勝(52KO)3敗2引き分け。93年に国際ボクシング殿堂入りした。
≪宿敵ハーンズ氏 闘病理由は「ワクチン後遺症」≫ライバルだったハーンズ氏はSNSに「彼はICUでワクチンの後遺症と闘っている。真の戦士のために祈ってほしい」と記していた。真偽は不明で、AP通信の取材には「私は彼から何も奪うことができない」と話した。また、米トップランク社のボブ・アラムCEOは「私がプロモートした最高の選手の一人」と称え、元統一世界ヘビー級王者のレノックス・ルイス氏(英国)は「世界は今日、偉大な一人の男を失った」とツイートした。
▼浜田剛史氏 残念です。66歳で亡くなるなんて早すぎます。我々と活躍した年代が重なり、目標とする選手だった。80年代のスーパースターの中でも一番安定していて隙がなかった。誰も崩せないから、強すぎたから人気がなかったぐらい。本当に残念です。
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