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井上尚弥らがエキシビションを戦うチャリティーイベント、2・11に代々木で開催

[ 2021年1月21日 13:20 ]

<JEGEND開催記者発表会>意気込みを語る井上尚弥(撮影・島崎 忠彦)
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 ボクシングのWBAスーパー&IBF統一世界バンタム級王者・井上尚弥(27=大橋)ら新旧世界王者が出場するチャリティーイベント「LEGEND」が2月11日に東京・国立代々木競技場で行われることが21日、都内で発表された。

 イベントではスパーリング形式のエキシビションマッチ3分×3ラウンド6試合程度を予定。井上がスペシャルエキシビションマッチを行うほか、WBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口絋人(27=ワタナベ)、元WBO世界フライ級王者・木村翔(32=花型)、元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志氏(41)、元3階級制覇王者・八重樫東氏(37)らが参加予定。新型コロナウイルスと戦う医療従事者や患者を支援するチャリティーイベントとなっている。

 当日は選手、スタッフ、観客に30分程度で結果が出るPCR検査を実施。観客は5000人を予定しており、緊急事態宣言解除後は1万人を目標に調整している。試合の模様はライブ配信も予定。会見に出席した井上は「昨年の10月31日にラスベガスで試合をしたが無観客だったので、国内でみんながPCR検査を受け、安全な状態でイベントが実現できるのであればやりたいと思った」と参戦を決意した理由を説明。エキシビションの相手については、自身と近い階級の王者にオファーを出していると明かし「こういった選手を見てみたいという声があればSNSで挙げてほしい。エキシビションだからこそ実現できるカードを楽しみにしている」と語った。

 対戦したい相手を聞かれた木村は「憧れていた」という4階級制覇王者・井岡一翔(31=Ambition)、京口は「同い年だし、面白いかな」と井上の名前を挙げた。井上は「じゃ、決まりですね」と笑って答え、「エキシビションなので、階級の壁を超える戦いも実現してくると思う」と話した。

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