×

コロナも井岡もKO?!畑中ジム会長、万全の対策に自信「完璧な勝負の3週間、大勝利です」

[ 2020年12月18日 15:15 ]

リモート会見に臨んだ畑中清詞会長
Photo By スポニチ

 プロボクシング世界3階級制覇を果たし、大みそかに4階級制覇に挑戦するWBO世界スーパーフライ級1位の田中恒成(25=畑中)が18日、王者・井岡一翔(31=Ambition)戦に向けてリモートでの公開練習を行った。

 ボクシングの公開練習がリモートで行われるのは国内では初めて。畑中ジムの畑中清詞会長(53)は今月4日と17日に行ったPCR検査で田中、チーフトレーナーともに陰性だったことを報告。コロナ対策、井岡対策ともに万全であることを強調した。

 「政府の出した勝負の3週間、11月20日ぐらいから練習生、一般生すべて出入り禁止にしている。その日から“恒成ジム”になってます。自宅とジムしか行き来していません」

 ジムの出入り口には殺菌装置を置き、ジム内もウイルスを除去する気清浄器を設置しており、「ジムが一番安全な場所です」と断言した。11月10日からは選手やスタッフも仕事を休んでいるそうで、「完璧な勝負の3週間、大勝利です」と高らかに宣言。「しっかり集中して練習できているので大みそかが大変楽しみです」と期待した。

 田中の状態については「非常に良いですよ」と太鼓判。18年大みそかにマカオで井岡と対戦し、判定勝ちしたドニー・ニエテス(フィリピン)と前日に1時間ほど電話で話したことも明かし、内容こそ伏せたが、井岡対策にも自信を示した。

 残るは“勝負の2週間”。畑中会長は「しっかりコロナ対策をして恒成がベストコンディションでリングに上がれるようにサポートしていきます」と話した。

続きを表示

2020年12月18日のニュース