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井上尚弥、スターへの階段「一番必要」なのは英語「考えていかないと」

[ 2020年11月2日 05:30 ]

WBA&IBF世界バンタム級タイトルマッチ   ○統一王者 井上尚弥 KO7回2分59秒 WBA2位・IBF4位 ジェーソン・モロニー● ( 2020年10月31日    米ラスベガスMGMグランド )

モロニー(左)を攻める井上尚弥(トップランク社提供) 
Photo By ゲッティ=共同

 プロボクシングWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(27=大橋)はWBA2位、IBF4位のジェーソン・モロニー(29=オーストラリア)に7回KO勝ち。ラスベガスデビュー戦を鮮烈に飾り、WBA4度目、IBF2度目の防衛に成功した。

 【井上に聞く】
 ――試合を振り返って。
 「1年ぶりの試合にしては感覚は良かったので、良しとします」

 ――初のラスベガスは無観客だった。
 「少し硬くなりましたけど、リングに上がったら、そんなに気にならなかった。集中していたので全然大丈夫でした」

 ――会心のKO勝利。
 「(6回にダウンを奪った)左フックと(試合を決めた)右ストレートはモロニー対策として日本で凄く練習してきたパンチ。スムーズに出せた」

 ――モロニーの印象は?
 「テクニックもあり、全体的なレベルも高い選手。前半なかなか当てられないなという印象があり、中盤からカウンター狙いに作戦を切り替えた」

 ――脚をつりかけた?
 「左脚に少し違和感があった。3、4回ぐらい。次の課題として減量方法も考えていこうと思う」

 ――試合を終えて何をしたい?
 「2週間前にラスベガスに来てホテルとジムの行き来だけ。日本に帰ってゆっくりしたい」

 ――トップランク社のボブ・アラム氏がスターになるために必要なものに英語の勉強を挙げていた。
 「間違いなく一番。本当に必要なので考えていかないと」

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