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前田稔輝、“会場暖める快勝”誓う 京口世界戦の直前、フェザー級6回戦

[ 2020年11月2日 11:11 ]

フェザー級6回戦 日本同級21位 前田稔輝 《6回戦》 大久保海都 ( 2020年11月3日    大阪市・インテックス大阪 )

<フェザー級6回戦・前日計量> 前日計量を通過し写真に納まる大久保海都(右)と前田稔輝 (撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

 前日計量が大阪市内のホテルで行われ、昨年の全日本フェザー級新人王、前田稔輝(24=グリーンツダ)はリミット57・1キロを100グラム下回る57キロちょうどで、大久保海都とともに一発パスした。

 「調整はバッチリです。減量に慣れてきて、落ち幅が分かってきたので、コンディションはいいですよ」

 会場を後にして、ウナギを食べて回復に努めるという。

 WBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人が臨む3度目防衛戦の直前、セミファイナルが出番だ。「6回戦ですけど、いつもと違う舞台なので楽しみ。今からワクワクしています。いずれ行く場所(世界戦)を肌で感じたい」。入場者数は収容人員の半分、約2000人が上限とはいえ、世界戦の華やかな雰囲気に慣れるには絶好の機会となる。

 メインを務める京口は大商大の先輩、タノンサックは前田が所属するグリーンツダジムとマネジメント契約を結んで一緒に練習している仲間だ。「ちょっと複雑ですけど、メインの直前なので僕が(会場の雰囲気に)火を付ける試合をしたい」。先輩と同僚のために会場を十分に“暖めておく”ことを誓った。

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2020年11月2日のニュース