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井上拓真 来年1月に東洋太平洋王者・栗原に挑戦「国内で一番の強敵で危険な相手」

[ 2020年9月28日 16:31 ]

来年1月、東洋太平洋王座に挑戦することが決まった井上拓真(大橋ジム提供)
Photo By 提供写真

 プロボクシングの元WBC世界バンタム級暫定王者・井上拓真(24=大橋)が来年1月14日、東京・後楽園ホールで東洋太平洋同級王者・栗原慶太(27=一力)に挑戦することが決まった。大橋ジムが28日に発表した。

 WBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(27=大橋)を兄に持つ拓真は14戦13勝(3KO)1敗。2018年12月に暫定王座を獲得したが、昨年11月、正規王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)との統一戦でプロ初黒星を喫して暫定王座を失った。今回が再起戦となる。15年7月にプロ5戦目で東洋太平洋スーパーフライ級王座を獲得しており、勝てば2階級制覇となる。大橋ジムを通じて「国内で一番の強敵でパンチもあり危険な相手ですが、しっかり勝ってまた世界チャンピオンになります」とコメントを出した。

 王者・栗原は18年12月にプロ18戦目で東洋太平洋王座を獲得し、昨年5月には世界挑戦の経験もあるワーリト・パレナス(フィリピン)に1回35秒KO勝ちし、初防衛に成功している。戦績は20戦15勝(13KO)5敗。

 同じ興行では森且貴(20=大橋)と竹田宙(20=S&K)の19年と18年の全日本ミニマム新人王対決も実現する。また、アマ8冠の中垣龍汰朗(21=大橋)がプロ2戦目で興法祐二(27=新日本木村)と対戦。桑原拓(25=大橋)と松本圭佑(21=大橋)も出場予定という。

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2020年9月28日のニュース