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田中恒成が5年連続MVP 中部運動記者クラブ・ボクシング分科会表彰

[ 2020年2月14日 18:46 ]

表彰盾を手に笑顔の田中恒成(中部運動記者クラブ・ボクシング分科会提供)
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 中部運動記者クラブのボクシング分科会が14日、2019年度の表彰選手を発表し、MVPは世界3階級王者で前WBO世界フライ級スーパー王者の田中恒成(24=畑中)が5年連続5度目の受賞となった。名古屋市内の所属ジムで表彰盾を授与され「(19年は)世界戦を3戦できて良い1年でした。今回、最優秀賞をいただいたので、今年はもっともっと頑張って賞に恥じない1年にしたい。目標は4階級制覇です」と意気込みを新たにした。

 WBO世界フライ級王者として活動した昨年は、3月に元WBA&IBF世界ライトフライ級統一王者の田口良一(ワタナベ)を判定で下し初防衛。8月に1位の指名挑戦者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)を7回に逆転TKOで、大みそかにウラン・トロハツ(中国)を3回KOで退け、防衛3度を数えた。

 今年1月半ばにスーパー王座に昇格後、同31日付で王座を返上。今月初旬に、今年はスーパーフライ級で4階級制覇を目指すことを表明し、WBO同級1位にランクされた。4~5月ごろには転級初戦に臨む見通し。「3月にフィリピン合宿に行くので、技術的な部分を磨いていきたい」と一層のレベルアップを誓った。

 ▽他の表彰選手は次のとおり
 優秀選手賞 森武蔵(20=薬師寺)2年連続2度目
 敢闘賞 畑中建人(21=畑中)2年連続2度目、中村淳希(20=市野)初受賞

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