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サイバーエージェント プロレスリング・ノア買収を発表、ネット上でも期待の声

[ 2020年1月29日 19:45 ]

会見に出席した(左から)ノア丸藤正道、武田有弘社長、DDT高木三四郎社長、サイバーエージェント藤田晋社長
Photo By スポニチ

 IT大手の「サイバーエージェント」は29日、都内で会見を行い、プロレスリング・ノアを運営する「ノア・グローバルエンターテインメント株式会社」の全株式を取得したことを発表した。

 会見の冒頭に「ノア・グローバルエンターテインメント株式会社」の代表取締役社長武田有弘氏(48)から今後の体制ついて、社長にはDDTプロレスリング社長でもある高木三四郎(50)、副社長には丸藤正道(40)、武田氏が執行役員にそれぞれ就任したことが発表された。 会見にはサイバーエージェントの藤田晋社長(47)、高木新社長、丸藤副社長、武田執行役員、加えてGHCヘビー級王者・潮崎豪(38)、GHCナショナル王者・杉浦貴(49)、GHCジュニアヘビー級王者・小川良成(53)、中嶋勝彦(31)、清宮海斗(23)が出席した。

 質疑応答では今後DDTとの交流について聞かれると高木新社長は「現場サイドに任せたいです。ノアさんの方の現場からDDTの選手を必要しているのであれば応えていくような形で分けてやっていく形にもなると思います」と回答し、今後ノアとDDTの統合についても今の段階では否定した。ノアとDDTで日本プロレス業界1位を目指していきたいか問われた高木新社長は「業界ナンバーワンを目指していかないと面白くないと思います。あくまでも目標は高く目指していきたいと思います。プロレスとエンターテインメントは面白くないといけないと思うので、何かワクワクすることや面白いことやリング上の激しい戦いなどを見てもらいたいです。そういう部分でももっともっと多くの人に見てもらいたいので、パートナーシップを組んだので業界1位を目指していきたいですね」と話した。

 今後は「AbemaTV」でも試合の生中継し、第1弾は2月16日の後楽園ホール大会となる。またDDT動画サービスサイト「DDT UNIVERSE」でもノアの試合映像をVODとして残していき、30日の後楽園ホール大会が無料配信されることも発表された。

 ネット上でもファンから「正直、会見前まで不安感あったけど今は期待感がパンパンに膨らんでる」、「これからもノアとしてのプロレスを観れる事に安心した」、「配信媒体が増えるのはいい!」など早くも期待の声が多く上がっている。

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2020年1月29日のニュース