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尚弥、完全復活へ視界良好!眼窩底骨折不安なし超接近戦披露

[ 2020年1月29日 05:30 ]

5ラウンドのスパーリングを行った井上尚弥(右)
Photo By スポニチ

 WBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(26=大橋)が28日、横浜市内のジムでスパーリングを再開した。日本同級ユース王者・石井渡士也(REBOOT.IBA)と5ラウンド。昨年11月のWBSS決勝で右眼窩(がんか)底など2カ所の骨折を負ったが、強打の石井を相手に超接近戦を披露するなど完全復活を強く印象付けた。

 「一発目にしてはかなり動けたと思う。修正していく部分はあるけど。出だしは好調。目の不安?あったら、近い距離で打ち合ったりしないですよ」

 米トップランク社と契約し、次戦は4月25日に米ラスベガスで行う予定。これまでスパーは4ラウンドをベースにしてきたが、あえて再開初日から増やした理由を井上は「4月の試合に向けてモチベーションを高める意味もある」と説明した。

 対戦相手はWBO王者カシメロ(フィリピン)が有力で、井上も「イメージはしている」という。来月2日にはグアムへ走り込み合宿へ出発。帰国後に本格的な練習をスタートさせる。

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2020年1月29日のニュース