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宝珠山晃 2020年の幕開け飾るTKO勝利「全日本新人王を獲得したい」具志堅会長も絶賛

[ 2020年1月12日 21:36 ]

<スーパーフライ級4回戦>2020年の初陣を4回TKO勝ちで飾った宝珠山晃(右)
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 ボクシングの2020年初興行となるDangan232は12日、東京・後楽園ホールで行われ、第1試合のスーパーフライ級4回戦で、6月に24歳になる年男の宝珠山晃(白井・具志堅)がキム・グン(韓国)に4回1分53秒TKO勝ちし、2020年の幕開けを飾った。

 2回に左ストレートでダウンを奪った宝珠山は4回、強烈な左をキムの顔面にヒットさせてぐらつかせ、一気に猛ラッシュ。コーナーで棒立ちになったキムを見てレフェリーが試合を止めた。

 「今年一発目で日本人が負けたらいかんと思っていた。思っていたより距離が遠くてやりにくかったけど、ボディーからしっかり組み立てていく作戦通りにやれた」

 昨秋の香川キャンプで同門の元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾に同行するなどトレーニングを共にし、刺激を受けた。これでプロデビューから2戦2勝2KO。具志堅用高会長も「具志堅二世だよ。オレのアマ時代に似ている」と期待するホープは「今年は全日本新人王を獲得したい」と新年に目標を掲げた。

 なお、「内山高志presents KNOCKOUT DYNAMAITE 賞金マッチトーナメント」の決勝も行われ、65キロ級はトゴルドル・バットツォグト(モンゴル)がディスティノ・ジャパン(ピューマ渡久地)に3―0で判定勝ちして優勝。60キロ級はマービン・エスクエルド(フィリピン)が高畑里望(ドリーム)に4回TKO勝ちして頂点に立った。

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2020年1月12日のニュース