オカダ、涙雨…“レインメーカー不発”からの逆転負けに「ああっ、悔しい！」

新日本プロレス 「レッスルキングダム14」　   オカダカズチカー内藤哲也 （ 2020年1月5日    東京ドーム ）

内藤に敗れ、肩を借りて引き揚げるオカダ（撮影・島崎　忠彦）
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　2日連続の東京ドームのメインで、オカダが涙に暮れた。前日はIWGPヘビー級王座を防衛しながら超満員にできなかったことを悔やみ、この日は誰よりも誇りを持っている同王座を失ったことで悲しみが込み上げた。足を引きずりながら会見場に戻ると「ああっ、悔しい！」と発して顔を覆った。

　得意技レインメーカーでとどめを刺そうとしたところでかわされると、一気に形勢が逆転した。「内藤さんは何も背負うものがなかったと思っていたが、あれだけの声援を背負っていたら強いなと思う。今の新日本で内藤さんが2冠にふさわしい」と勝者を称えた。「この悔しさをバネに明日から頑張る」と前を向いたが、喪失感は大きかった。