井上尚弥 今年初のジムワーク、1時間半汗「ボクシングに集中してラスベガスに挑みたい」
ボクシングのWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(26=大橋)が6日、横浜市のジムで2020年最初のジムワークを行った。シャドーボクシングで体を温めた後、弟の拓真(24)とマススパー、ミット打ち、サンドバッグ打ち、そして縄跳びと約1時間半、たっぷりと汗を流した。
年末はNHK紅白歌合戦の審査員を務めるなどテレビ出演も多く、多忙な時間を過ごしたが、元旦にはロードワークを再開し、この日はフィジカルトレーニングも開始。本格的に米国進出する1年のスタートを切った。「今年はボクシングに専念してメディアの露出は減るかもしれない。ボクシングに集中して、ラスベガスに挑みたい」と気合を入れた。
ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級トーナメント決勝で負った眼窩(がんか)底など2カ所の骨折は「ほぼ完治した」といい、今月下旬にはスパーリングを再開する。ただ、右まぶたのカットについては「分からない。初めてのことなので、どのぐらいのダメージでまた傷口が開くのか。経験した人に聞いてみたい」と話した。
20年初戦は4月、米ラスベガスを予定。会場はまだ発表されていないが、井上は「そこそこデカい会場だと聞いている。横アリ(横浜アリーナ)ぐらい。日本でもそれを(観客で)埋めるのに5年かかった。アメリカ一発目が、その舞台…客が入る入らないは別にして自分のパフォーマンスを見せていけたら。一発目、どんな手応えがあるのか楽しみ」と、まだ見ぬ景色を思い描いた。
弟・拓真もこの日が始動。「年末に試合がなかったので、お正月感もなかった。いつも日常が始まった感じ。今年は返り咲く年にしたい」と表情を引き締めていた。
2020年1月6日のニュース
-
31年間のライガー伝説終幕…引退セレモニー「昨夜で悔いもなく引退できると確信しました」
[ 2020年1月7日 00:00 ] 格闘技
-
井上尚弥 今年初のジムワーク、1時間半汗「ボクシングに集中してラスベガスに挑みたい」
[ 2020年1月6日 19:17 ] 格闘技
-
内藤“史上初”IWGP2冠達成 オカダを宝刀デスティーノで
[ 2020年1月6日 05:30 ] 格闘技
-
オカダ、涙雨…“レインメーカー不発”からの逆転負けに「ああっ、悔しい!」
[ 2020年1月6日 05:30 ] 格闘技
-
ライガー、引退試合で“玉砕” 31年のプロレス人生に幕「思い残すことはない」
[ 2020年1月6日 05:30 ] 格闘技
-
棚橋“世界的スター”クリス・ジェリコに脱帽「世界は広い」
[ 2020年1月6日 05:30 ] 格闘技
-
後藤 KENTAの3連続防衛を阻止「価値をよみがえらせるのが俺の使命」
[ 2020年1月6日 05:30 ] 格闘技