×

尚弥 ボディー狙い「頭にあった」 1度目ダウンで「いける」

[ 2019年5月20日 05:30 ]

ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ  バンタム級トーナメント準決勝   〇WBA王者・井上尚弥 TKO2回1分19秒 IBF王者エマヌエル・ロドリゲス● ( 2019年5月18日    英国グラスゴー・SSEハイドロ )

<WBSS準決勝井上尚弥・ロドリゲス>試合後の記者会見で質問に答える井上尚弥(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 【井上尚弥に聞く】

 ――今の心境は?

 「ロドリゲスを相手にこの勝ち方、そして勝利を手にすることができてホッとしています」

 ――今回は2ラウンドKO、なぜ、時間がかかったのか。

 「やっぱ、そういう見方になっちゃいますか(苦笑)。1ラウンド目はグラスゴーでの慣れない環境での力みなども多少あって、2ラウンド目から修正をかけて、それで自分の思うような戦いができたと思います」

 ――事前に予測していたロドリゲスと実際の違いは?

 「自分が想定していた右のカウンターや返しのアッパーは予測できる範囲でしたけど、危ないタイミングもあった。まあ、そのぐらいです」

 ――最初にダウンを奪った左フックは感触は十分だった?

 「1ラウンド目から左フックなり右ストレートなり当たれば倒せるなという感触はあったので…それが2ラウンド目にフィットした感じです」

 ――1度目のダウンを奪って、この回でという思いはあった?

 「結構、効いているのは分かったので。もういけるかなというのはありました」

 ――一番効いた感触があったブローは?

 「やっぱボディーじゃないですか。作戦的にはボディーから弱らせていくのは頭にあって、1度ダウンを奪って相手も上に意識がいっているところで下を狙いました」

 ――次はドネアとの対戦だが。

 「自分が尊敬するドネアと闘えることをうれしく思って、そこに向けて一から頑張っていきたい」

 ――この次も早くという重圧は?

 「次はドネアですよ。まあ、ここまで来れば開き直るしかないですね」

続きを表示

2019年5月20日のニュース