尚弥VSドネア WBSS決勝候補地にサウジ浮上!興行権高額もオイルマネーで積極誘致

[ 2019年5月20日 09:00 ]

ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ  バンタム級トーナメント準決勝   〇WBA王者・井上尚弥 TKO2回1分19秒 IBF王者エマヌエル・ロドリゲス● ( 2019年5月18日    英国グラスゴー・SSEハイドロ )

<WBSS準決勝井上尚弥・ロドリゲス>入場し、声援に応える井上尚弥(撮影・島崎忠彦)
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 井上とドネアによるWBSSバンタム級トーナメント決勝の開催地に、中東が浮上していることが分かった。昨秋にスタートした2シーズン目のWBSSはクルーザー級、スーパーライト級、バンタム級の3階級が行われており、各階級決勝は9、10、11月に振り分けて開催される予定。テーラー(英国)が決勝へ進出したスーパーライト級は英国開催が有力で、残る2階級の決勝開催地には米国と日本に加えて、サウジアラビアなども候補に挙がっているという。

 運営資金を必要とするWBSSは決勝の興行権を高額に設定。ボクシングが盛んとは言えない中東だが、各国は豊富なオイルマネーでスポーツの国際大会を積極的に誘致している。WBSSシーズン1は旧ソ連勢対決となったクルーザー級決勝をモスクワで、英国人対決のスーパーミドル級決勝をサウジアラビア西部のジッダで開催。スーパーミドル級は当初ロンドンで予定されていたが、延期となり、開催地も変更された。今年4月には英マネジメント会社の協力によりUAEのドバイで興行が開催され、五輪メダリストが出場して注目を集めただけに中東開催の可能性は十分にある。

 一方で、日本は会場の確保がネックだ。WBSSの豪華な演出装置を設置できる施設が限られ、20年東京五輪へ向け改修中の施設も多い。もっとも、ドネアは日本でも知名度が高く、井上陣営も地元開催を希望しており、日本で行われる可能性もゼロではない。

 ▽ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS) 米独のプロモーターが企画した賞金争奪トーナメント。出場は各階級8選手で、各団体王者や世界上位ランカーらが参戦する。初年度はクルーザー級とスーパーミドル級の2階級で17年9月~18年9月に行われ、賞金総額は5000万ドル(約55億円)。優勝者にはムハマド・アリ杯も贈られた。シーズン2はバンタム級、スーパーライト級、クルーザー級の3階級で開催。

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