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木村翔 地元・熊谷の妻沼聖天山で誓った「また世界チャンピオンになる」

[ 2019年4月20日 15:31 ]

地元・熊谷市にある妻沼聖天山のイベントでトークショーを行った木村翔
Photo By スポニチ

 ボクシングの前WBO世界フライ級王者・木村翔(30=青木)が20日、故郷の埼玉県熊谷市でトークショーを行った。国宝「妻沼聖天山」で23年ぶりに御本尊が御開扉されているのに合わせ、くまがや市商工会が開催したイベントに出演。トークやちびっ子とのミット打ち、さらにはビンゴ大会のプレゼンターも務め、サイン会に撮影会と、地元ファンと触れ合った。

 試合の入場曲でもある竹原ピストルの「Forever Young」が流れる中、ベルトを肩に客席を通って登場。トークショーではボクシングを始めた経緯や中国で世界王者を獲得した時の会場の雰囲気、竹原のライブを見に行った時の秘話などを披露した。また、一番印象に残っている対戦相手を問われると、昨年9月のV3戦で敗れた田中恒成(畑中)の名を挙げ、「強かったですね。でも、いい試合ができたし、友情というか、特別な思いがあります。戦友なので」と話した。

 ちびっ子とのミット打ちでは、昨年7月のV2戦で使用した黄色のグローブを着けさせて指導しながらパンチを受けるサービス精神も発揮。サインも一人一人丁寧に応じ、トータル2時間半を超える長時間となったが、「久々に地元に帰ってきたけど、このアットホームな感じが大好きなので、いい経験をさせてもらいました」と笑顔を見せた。

 正式発表はまだだが、来月には中国で世界挑戦を予定。木村は「また世界チャンピオンになる。それだけしか考えていない」と地元ファンに決意を表明。縁結びに御利益があることで知られている妻沼聖天山に世界ベルトとの“良縁”を願った。

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2019年4月20日のニュース