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“戦うシングルファーザー”中川麦茶がタイトル挑戦権!試合後は和気とバチバチ

[ 2018年10月12日 20:45 ]

日本王者への挑戦権を獲得し弟の中川抹茶(左)から祝福される中川麦茶
Photo By スポニチ

 プロボクシングのチャンピオンカーニバル挑戦者決定戦が12日、東京・後楽園ホールで行われ、スーパーバンタム級は同級1位の中川麦茶(29=角海老宝石)が同級2位の岡本ナオヤ(30=東拳)を7回負傷判定で下し、日本王者への挑戦権を手にした。

 壮絶な打ち合い。7回には相手が偶然のバッティングで負傷し、試合継続が不可能に。中川は減点もあったが、「有効打の数も多かったし、ダメージも向こうが大きかったので勝っているとは思った」の言葉通り、判定2―0で勝利を掴んだ。

 今年はじめに離婚。“戦うシングルファーザー”は試合後のリングに2人で暮らしている6歳の息子を上げ「父親が頑張っている姿を見せ続けることが一番の教育だと思う」と胸を張った。

 そこにチャンピオンカーニバルで戦う日本王者の和気慎吾(31=FLARE山上)が登場し、「勝つのは自分です」と宣言。対する中川は「サウスポーは得意なので自信はありますよ」とやり返した。「きょうのスタイルは自分のボクシングじゃなかった。もっと相手が嫌がることをやっていきたい」とタイトル奪取に燃えていた。

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2018年10月12日のニュース