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38歳・堀川謙一、7回TKO勝ちで日本王座挑戦権「もう一度ベルト巻きたい」

[ 2018年10月12日 19:44 ]

7回TKO勝ちで日本ライトフライ級王者への挑戦権を獲得した堀川謙一(左)
Photo By スポニチ

 プロボクシングのチャンピオンカーニバル挑戦者決定戦が12日、東京・後楽園ホールで行われ、ライトフライ級は堀川謙一(38=三迫)が板垣幸司(35=広島三栄)に7回TKO勝ちし、日本王者への挑戦権を獲得した。

 立ち上がりは遠い距離も「プラン通り」といい、プレッシャーをかけて徐々に距離を縮め、自分のペースに。7回は強烈な右のフックをヒットさせ、一気にラッシュ。レフェリーが試合を止めた。

 板垣とは昨年2月にWBOアジア太平洋ライトフライ級王座決定戦で対戦し、12回判定で勝利。「今回は8回までに決着をつけたかったので、うれしい。自分の成長も感じられた」と喜んだ。

 第38代日本ライトフライ級王者。だが、15年12月に当時プロ5戦目だった現WBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(26=BMB)に敗れて王座から陥落した。SFマキから三迫ジムに移籍し、現在は三迫ジムを東京の拠点とする拳四朗のスパーリングの相手を務めることも。その拳四朗もリングサイドで見守る中、日本王座に返り咲くチャンスを掴んだ38歳は「もう一度ベルトを巻きたいという思いが現役を続けているモチベーション」と前を向いた。

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2018年10月12日のニュース