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岩佐亮佑が現役続行発表 王者じゃないから…フェラーリ返却「今度はランボルギーニかな」

[ 2018年10月12日 15:09 ]

現役続行を表明した岩佐(左)とセレスジム・小林会長
Photo By スポニチ

 ボクシングの前IBF世界スーパーバンタム級王者・岩佐亮佑(28=セレス)が12日、千葉県柏市のセレスジムで会見し、現役を続行することを発表した。再起戦の日時や相手は未定だが、小林昭司会長は「大きな試合を交渉中」と明かした。

 岩佐は2017年9月に小国以載(30=角海老宝石)に6回TKO勝ちし、王座獲得。今年3月には初防衛に成功したが、8月にTJ・ドヘニー(アイルランド)に判定負けして王座から陥落した。

 敗戦直後は「8割ぐらい辞めるつもりだった」という岩佐だが、これまで応援してくれた人たちの言葉もあって「純粋に自分の大好きなボクシングをやってみよう。自由にのびのびやって、どんな結果が出るのか試してみたくなった」と翻意。先月上旬に小林会長に続ける意思を伝え、先月末には体作りから練習を再開したという。

 世界王者でなくなってしまったため、後援者から贈られたフェラーリは返却。「もう一度チャンピオンになったら…今度はランボルギーニかな」と笑った。

 今後も階級は上げない予定。対戦相手については「選べる立場じゃない。選ばれる立場なのでチャンスがあれば逃げることない」と覚悟を決め、「ボクシング人生の残りは長くはないと思うので全力疾走する」と宣言。来夏ごろの王座返り咲きを目指す。

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2018年10月12日のニュース