パドレス指揮官 王者への対抗心が成長の源「彼らは我々をより良くしてくれた」 勝負強さ武器に頂点目指す

[ 2026年5月20日 08:57 ]

試合前、報道陣の取材に応えるパドレスのクレイグ・スタメン監督(撮影・奥田 秀樹)
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 パドレスのクレイグ・スタメン監督(42)が19日(日本時間20日)、本拠でのドジャース戦前に取材に応じ、ナ・リーグ西地区首位に立つチームの強みと、同地区のライバル・ドジャースへの思いを話した。

 持ち味を存分に出して首位攻防初戦を制した。18日(同19日)の試合では、初回にアンドゥハーがドジャース先発・山本から4号ソロを放ち先制。先発のキングが7回4安打無失点と試合をつくり、1―0の8回から登板した2番手のアダムは2死一塁から大谷翔平に右前打を許したが、ベッツを遊ゴロに仕留めて無失点。9回は絶対的守護神のミラーが確実に締め“スミ1”を守り切った。

 継投の人選、タイミングが成功しての勝利。ナショナルズ、パドレスでリリーフを中心に562試合に登板したスタメン監督の起用が功を奏した。継投について、現役時代から「長い間ブルペンに座って、監督が誰をいつ出すのか、なぜそうするのかを考えながら試合を見ていました。“なぜ、ここでこの投手なんだ”と、自分なりに監督の采配を考えていたんです」と学習してきた指揮官。「今は実際に自分が決断する立場になりました。口だけではなく、自分で責任を取る立場です。当時、私が監督に対してあれこれ思っていたことは、きっと多くの場合、間違っていたのでしょう。今度は自分が批判される側になりました。その部分も楽しんでいます」と笑顔を見せた。

 絶対的守護神のミラーを始め、モレホン、ペラルタ、アダムら実績、経験豊富なリリーフ陣を抱え、2点差以内の試合は開幕から14勝4敗と接戦に強い。チーム打率.223はリーグ最下位で、総得点196は同13位と打撃力に不安は残るが、投手力の強みを前面に出し、強豪並み居るナ西地区の首位に立っている。

 圧倒的な強敵の存在がチームとしての成長につながっている。「我々パドレスは、私が2017年に来て以来ずっとドジャースを追いかけてきました。彼らは我々をより良くしてくれました。自分たちのベストを出さなければならないと思わせてくれた。彼らのレベルに近付こうと、はい上がり、もがいてきました。彼らと対戦する機会があるたびに、いいマッチアップになりますし、自分たちも戦えるということを証明しようとしています」。06年以来、20年ぶりの地区優勝へ、巨大戦力に真っ向から立ち向かう。

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