【関西学生野球】関大が完全Vで31年ぶり春頂点 プロ注目左腕・米沢友翔が7回零封15Kの快投

[ 2026年5月18日 05:30 ]

関西学生野球連盟春季リーグ第7節2回戦   関大6―0京大 ( 2026年5月17日    GOSANDO南港野球場 )

<関大・京大> 優勝を果たし、歓喜する関大・米沢(右から2人目)ら (撮影・平嶋 理子)
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 関西学生野球は、関大が京大を6―0で下し、2023年秋以来5季ぶり41度目(旧リーグ含む)の優勝を決めた。今秋ドラフト上位候補に挙がる米沢友翔投手(4年)が7回15奪三振、無失点に抑えて優勝投手に輝いた。全日本大学野球選手権(6月8日開幕、神宮ほか)には1995年以来31年ぶり12度目の出場となる。

 関大優勝の立役者となった米沢は、今春開幕前までリーグ未勝利の無名だった。昨年に左肘を痛め、実力を発揮できないまま大学最後の春を迎えていた。

 「今日みたいな試合で投げるために頑張ってきました」。故障期間に夢見てきた大一番の先発で、痛みの消えた左腕を思い切り振った。先発野手全員から、自己最多を更新する15奪三振。被安打4に抑え、31年ぶりとなる春の頂点に導いた。

 3年秋まで先発登板は2度のみと消化不良が続いた。「本当に治るんかな…と思う時期もありました」。昨年のチームは春秋ともに5位と低迷。それでも、元阪急の山口高志アドバイザリースタッフらが辛抱強く復帰を待ち続けてくれた。レジェンドOBにもNPB時代、故障に苦しんだ過去があったからだ。

 「山口さんは誰よりも寄り添ってくれた。一番感謝しています」

 冬場に体幹強化に励み、今春に自己最速を6キロ更新する149キロを計測。リーグトップに並ぶ4勝を挙げる飛躍で、今秋ドラフト上位候補にも躍り出た。

 「(故障期間も)絶対に結果を残してやろうという気持ちだけは消えなかったです」

 同学年で注目投手の立命大・有馬や近大・宮原らとの争いを制した春の頂点。「あっという間の春でした」。ライバルたちよりも輝き、自身初の全国切符を手にした。 (河合 洋介)

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