西武が単独首位浮上!5月以降では4年ぶり 岸が代打逆転V弾「“ここや”って気持ちを入れて行った」

[ 2026年5月18日 05:30 ]

パ・リーグ   西武6―3日本ハム ( 2026年5月17日    エスコンF )

<日・西>7回、2ランを放った岸(左)を出迎えるベンチの選手ら(撮影・高橋 茂夫)
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 西武は17日、日本ハムに6―3で逆転勝ちを収め、5月以降では22年9月以来4年ぶりの単独首位に躍り出た。1点を追う7回に代打・岸潤一郎外野手(29)の1号2ランで逆転。さらにタイラー・ネビン内野手(28)も2戦連発の7号2ランを放った。前日に連勝が7で止まっても勢いは失われず、5カード連続の勝ち越しを決めた。

 底力があるから勢いは失われない。今の西武を象徴する逆転劇は1―2の7回だ。2死から1番・カナリオが左翼線へ二塁打を放つと、2番・西川に代わって代打・岸が打席へと向かった。

 「“やっと来たな”というか“ここや”って気持ちを入れて行った」。準備は万全。初球から行くと決めた通り、137キロを捉えた打球は左翼フェンスを越えた。西口監督の采配に応える2年ぶりの一発は千金の逆転2ラン。走りながら一塁コーチの熊代外野守備走塁コーチに「行ったんちゃうか」と言われ「本当かな」と左翼方向を見たら本当だった。

 激しい外野のポジション争いで控えに回ることも多い。ただ、準備は怠らない。この日も試合前ミーティングで、仁志野手チーフ兼打撃コーチから「後から行く選手も終盤の緊迫した場面でチャンスがあるから緊張感を持って臨め」と訓示があった。誰もが役目を自覚し、仕事をする。その代表的な存在の男は、8回にはスクイズを決めて3打点で逆転劇の主役になった。

 岸の一発の後、4番・ネビンも2戦連発の貴重な7号2ラン。左脇腹を痛めて戦列を離れていたが、1日の復帰以降は11勝3敗だ。5位に終わった昨年はリーグワーストの・232だったチーム打率は・252でトップ、1試合平均得点も2・9点から3・9点に上がった。7年ぶりのリーグ優勝を狙う中、「1位は素直にうれしいし、そこがシーズンの目標。最終的にそこへ行けたらいいと思う」。ネビンの言葉はチームの誰もが持っている思いだった。(秋村 誠人)

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