東大、17季ぶり勝ち点!“赤門旋風”再来、98年ぶりの歴史的快挙 大久保監督「うれしい誤算」

[ 2026年5月11日 05:30 ]

東京六大学野球第5週最終日   東大8-5法大 ( 2026年5月10日    神宮 )

<法大・東大>法大に連勝で勝ち点を挙げ、喜ぶ東大ナイン(撮影・須田 麻祐子)  
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 2回戦2試合が行われ、東大が8―5で法大に打ち勝ち、2連勝で17年秋の法大戦以来17季ぶりの勝ち点を挙げた。春季リーグ戦における法大戦2連勝で勝ち点獲得は、1928年以来98年ぶりの歴史的快挙となった。立大は初回に一挙7得点するなど18安打15得点の猛攻で早大に2連勝し、今季初の勝ち点を挙げた。

 マウンドで歓喜の輪が広がった。東大が17年秋の法大戦以来17季ぶり、春季リーグに限れば97年春以来の勝ち点。6勝&勝ち点2の4位で「赤門旋風」を巻き起こした81年春に主将だった大久保裕監督は「長かった。春に勝ち点を取れたことはうれしい誤算」と喜びを表した。

 1―3の3回に1番・長谷川の左越え2ランで同点に追いつき、4回2死二、三塁では3番・秋元が左翼へ決勝の2点二塁打を放った。13安打で8得点。甲子園出場経験のある選手を複数擁する法大に打ち勝った。

 日本最高峰の学力を誇り、昨年本格導入したVRゴーグルを使った独自の打席シミュレーションシステムも打力向上の要因の一つだ。昨年4年生で今春卒業した内田倖太郎アナリストが24年から制作を進めて完成させたアプリを使用。球速や特殊な球筋まで再現できる一方、実際の打席とはズレがあり、すり合わせが課題だった。

 長谷川は「VRと現場、どっちをどれくらい信じるか。案配が1年たって分かってきた」と使用を重ねることで練度を増した。試合の日は毎朝VRを見て試合に臨むという秋元も「球がシュートするとか、カットするとか、あらかじめ頭に入れて打席に入れるのはVRのいいところ」と効果を実感する。

 赤門旋風の再来。帰りのバスに乗り込む際は多くの東大ファンからも祝福された。残るは同じ勝ち点1の立大との直接対決。5位だった97年秋以来の最下位脱出も見えてきた。(片山 和香)

 ▼法大・大島公一監督 執念のある守備、打撃にやられました。(東大は)良いプレーがたくさん出ていました。

 ▽優勝の行方 第5週を終了し、慶大が勝ち点3で首位、明大と法大が勝ち点2で続く。16日からの第6週で慶大が法大戦で勝ち点を4に伸ばし、明大が早大戦で勝ち点を落とせば、慶大の23年秋以来の優勝が決まる。

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