伊東勤氏 ドジャース・大谷“間違いない”直球で山本以上の安定感

[ 2026年4月30日 01:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース1―2マーリンズ ( 2026年4月28日    ロサンゼルス )

<ドジャース・マーリンズ>2回、モービーを空振り三振にしとめる大谷(撮影・沢田 明徳)  
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 【伊東 勤視点】負け投手にはなったがドジャース・大谷の投球は安定している。今年は直球が特にいい。高さとコースに間違いがないのでまともに打ち返せない。空振りは取れるし、打者はファウルを打つのが精いっぱい。球速以上に直球の威力を感じていると思う。

 ただ2回と5回の失点はいずれも甘い変化球を打ち返された。背景には相手打線の執拗(しつよう)な揺さぶりがあった。2回は死球で出たラミレスにディレードスチールを仕掛けられ大谷の悪送球もあって無死三塁。1死後、ケイシーに真ん中のスライダーを中犠飛。5回は1死一塁からマーシーがセーフティーバント。2死二塁となってストワーズに浮いたスプリットを右前に運ばれた。相手のクレイトン・マッカラー監督はドジャースの元コーチ。仕掛けてくるのは分かっているから大谷はクイックで投げるなど神経を使わされ制球が甘くなった。

 5回で降板するかと思ったが6回も続投。いい形でマウンドを降りた。今の大谷は安定感では山本由伸以上。投手として最高のシーズンになる予感がする。(スポニチ本紙評論家)

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